アンティーク

先日日曜日、韓国版アンティークを観に行ってきたのですよ。
友人が何人か、主演（オーナー）の中の人におおはまりしてて、ええそりゃもうばんばか大金を突っ込んでるわけですが。
三次は大変……

映画自体はすごい面白くて！
韓国映画らしい、よく分かんない派手な色彩もアンティークの店内だときれいにまとまっていい感じ。個々のお部屋だと結構とんでも配色があってびっくらしますが。
何故ベッドカバーにオレンジを使う。
話によると監督がそもそもアンティーク大好きで、奥さんが脚本書いてるからその好きな雰囲気を上手く汲んでいるんだろうなと思えるくらい上手くまとめてる。
二時間の映画にコミックス四巻分のエピソードを取り込んで、ちゃんと破綻なくオチまで流し込むのってなかなか希有なことだと思うんですよ。
小野とオーナーてメインキャラは絞り込んで、他メンツは名前のあるモブキャラ並みに出番少ないんですが。(あ、みんな韓国の名前に変わってますが、ここでは便宜上原作ママで)
ちぃなんか下手するとジャン（フランス○モ）より出番少ないんじゃ…
いやいや。
でも大変面白かったのですよ！オススメです。
もう殆ど公開してないと思いますが。だめじゃん。
そしてＤＶＤ発売もなくなったらしいのですが。もっとだめじゃん。
理由はまあ…ねえ……

しかし今回伝えたいのはそれじゃない。
いや映画は面白かったけどわざわざテニスのブログで話すのは別の理由です。
原作読んだことある方はご存じでしょうが、オーナーと小野(魔性のゲイ)は高校が一緒でした。その卒業式でオーナーに告白し、手酷く振られる小野。実はそれにものすごい後悔を抱え込むオーナー。
このシーンも、別の若い俳優さんを立てるわけでもなく髪型変えるくらいで同じ役者さんがやったわけですが。
このオーナーの方がね。

すごい真田に似てたの…！

映画の最初のシーンがもうそれで、何度か出てくるんだけどもその度真田にしか見えない。オーナーとして出てくるとき髭も生えてるし髪も長いしで全然そんな感じはないんだけど、高校生のかっこさせられて野暮ったい髪型になってちょっと顔強張らせてると。
ちょう真田！だって二十代後半の俳優さんが高校生の制服って！おっさん！！なにそのアンバランス！！！
ああ真田の愛らしさはおっさんがブレザーを着ていることにあったのかと、なんか変な悟りを開いた映画でした。
帰り道、写真集とかメイキングとか見せてもらってやっぱり真田にしか見えなくて、一人身もだえていました。連れていってくれた子はその中の人が好きなので、何度も強く否定されましたが。
モデル出身なのよ！とも言われました。あんた失礼よ。真田は顔は整ってるのよ！おっさんなだけで！
…多分、もみあげの長いもっさりした髪型とか整ってるけど決して若くはない顔とブレザーて言うのが合わさって私の目を腐らせていたのだと思いますが。

そしてここまで書いておいてなんですが、映画で私のどツボだったのは小野の方です。魔性のゲイバンザイ！
相変わらずあんたはキモチワルイ攻めが好きだと、可哀相な人を見る目を向けられたのは内緒です。