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生温い話ばかりです…
2025.04.24,Thu
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2009.07.07,Tue
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で、SQの感想です。
この話題だけで三回も記事書くのどうよ。と自問もしますがだって書きたいんだもん語りたいんだもん…!
可哀相な人なんだと諦めてくれると嬉しいです。

幸村さんが真田に固執する理由はなんなのかなーと思っていたわけですよ。性格的に真田って決して人好きされるタイプではないし、その逆幸村さんはそんな偏りがある人には(少なくとも私には)見えない。幸村さんて、性質だけ言ったら凄い普通だよなーと思っています。
鉄拳制裁て、真田が一人になってから(幸村さんが入院してから)はじめた、真田なりの部の纏め方だったんだろうなー。人心掌握のものすごい手っ取り早い、でも一番下手くそなやり方。真田みたいに余裕がない人ならやりそうな方法。幸村さんて、そういう手段を取りそうに見えない。あの人ならもっと上手くやるでしょう。
あの人の下にいるのなら、真田はもっと上手い使われ方をしていたと思います。でも幸村さんがいなくなってしまって、真田を使いこなせる人がいなくなって、そして真田がみんなを使いこなさなくてはならなくなったとき。
真田に考えられた最善の策は、暴力と強権的な掟による支配だったのかなーと思います。まあこの辺は閑話休題。
幸村さんが真田に対して、これだけの信頼と親密をおくならそれなりに理由があるんだろうなーと思ってました。真田から幸村さんに対しての信頼と執着の深さも不思議っちゃ不思議だけど。どうして手塚でもリョマでもなくていつまで経っても幸村さんが第一なんだろうって。
でも真田については、勝手ながら幸村さんが強いからかなーと考えることにしてました。手塚よりリョマより、もっと圧倒的に完膚無きまでに立ち上がれないほどなんの救いもなく負けたのかしらと。
だとげたとえそうだったとしても、でもやっぱり幸村さんが真田に固執する理由にはあたらないよね。ライバルたり得ないほど力の差があるのなら、他の多数と真田が違う理由にはならない。
みんな幸村さんと試合してその勝敗が決する前に絶望で五感を失ってしまうのなら、真田もそうなら、それは真田が特別である理由からは程遠いってことだよね。
じゃあどうして、幸村さんは真田を選んだんだろう。
幸村さんて、基本真田以外と会話らしい会話を交わさないのよね。せいぜいが立海メンバ内だけで、それだって真田相手ほどじゃない。真田に対しては自分から声もかけるし、名前も呼ぶ。距離を置いてるてほどじゃないにしろ、幸村さんはあんまり積極的な性格には見えない。
それが、真田に対しては結構ものを言うし逆に頼ったりするような発言もある。それってつまり、幸村さんにとって真田が特別だからだよね。
でも真田は、幸村さんより大分弱いし、その差は埋めがたいほどに開いている。半年以上テニスから遠離っていて、その間真田は何人もの強いプレーヤーと対戦していた練習も積んでいたのに、あまりにも歴然とした差がそこにある。
幸村さんとの試合の初めから、真田が全開でテニスをしていたことからも、彼が幸村さんに対してなにひとつ秀でたものを持っていないと自覚していることが分かる。真田は幸村さんに勝ったことが多分ない。或いは、勝たせてもらったことがあるのかも知れない。(それは真田にとって耐えがたい屈辱だろう)
そして幸村さんの強さを、誰よりも知るのが真田だとも思う。ずっと傍で見ていて何度も対戦を重ねて、だからこそ恐怖が消えない絶望が拭えない。今回の試合だけじゃなくて、重ねてきた試合の結末まで思い出されて真田から五感を奪うんじゃないのかな思います。
でも繰り返しているからこそ、どうすればその恐怖を振り払えるか(すくなくともボールを打ち返せるか)どうかを、真田は知っている。気力で、と日吉?は言っていたけれど、やっぱりあれは経験に基づいたものだと思う。少なくとも棒立ちより動いてる方が気が紛れるよね、
こんな真田を、どうしようもなく弱い真田を(自分と比べて、ね)、何故幸村さんが信頼し頼るのか。それはきっと、真田しかいなかったからじゃないかなと思います。
幸村さんは強い。それは多分、圧倒的に、まともに戦って勝てる相手などいなかったくらいに強い。プロに一番近い中学生という描写が幸村さんと真田に対してあったと思いますが、他から別格として括られている二人の間には恐ろしいほどの差がある。幸村さんはチートキャラ並に強いんでしょう。彼のプレイスタイルからもそれは分かる。
幸村さんは風林火山や手塚ゾーン、もしくはドライブBのような必殺技の類を一切持たない。彼のプレイは一つ一つが完璧でスピードがあり打球も重く強い(んじゃないかな)目も良いんでしょう。目くらまし的な打球は幸村さんにまず意味を持たない。彼には必殺技が必要なかった。プレイの一つ一つが必殺技並の高い攻撃力を備えていれば、確かにそんなものは必要ない。
だから、幸村さんと対峙した相手はたいていの場合、二度と幸村さんと対戦したがらなかった。必殺技があると言うことは、そこさえ攻略できれば(或いは封じ込める方法が分かれば)勝つのはそう難しいことではない。でもそういうとっかかりがなにもない、行動の全てが自分を凌駕する相手を攻略するのは、勝つのは簡単ではないないでしょう。単純に避けてしまえるのならば、それを選択する。
真田だけがそうじゃなかった。少なくとも立海に入るまでは、幸村さんにとって真田は唯一、何度も自分に向かってきた相手だったのではないのかなと思います。圧倒的な力の差に跪き敗北し、それでも次に対戦するときには必ず以前よりも力を増してくる。
真田が幸村さんに執着してくれたからこそ、幸村さんも真田に対して執着するようになったのかなと考えます。「一緒に天下を~」という真田の言葉に、幸村さんはどんな表情をして見せたのかしら。
すこし晴れがましいようなくすぐったいような、嬉しいと思っていたのならいいな。

真田の幸村さんに対する気持ちが、初めはただ神様によせるような信仰心一色だったのが、どこで今のように勝ちたい叩きのめしたいに変わったのか。
それがいちばん気になります。幸村さんは一番近くでそれを見ていて、どんな風に思ったのかしら…
嬉しいのか悲しいのか辛いのか待っていたことなのか、どれかしら。

こんなのは本当はお話にすればいいことなんですがね!
耐えきれず吐き出してしまいました。

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